はじめに
学校の宿題の1つ「漢字ドリル」、低学年から毎日のように課題として出されます。
我が家と同じように、「漢字ドリル」の宿題を嫌がるお子さん、多いのではないでしょうか。
こんな人のための記事です。
ここでは、漢字の苦手発覚から、検査、対策までを時系列で記載します。
この記事では【その①】苦手がわかるまで経過を中心に記します。
どんな様子で漢字を嫌がるか【我が子の場合】
問題なく漢字に取り組める子供もいれば、漢字の練習が嫌で取り組みに時間がかかる子供もいます。
各家庭で、子供によって漢字の取り組み状況は異なると思います。
【我が子の場合】
- 小さいころから、文字を丁寧に書き、時間がかかる。
- 小学校に入り、家で漢字の宿題や練習中、イライラしたり怒ったりする姿がみられる。
- 時には、癇癪から漢字を書いているノートをクシャクシャにすることも。
- 小学校3年生になると、漢字ノートを前に、たびたび泣く場面も。
- 小学校4年生の社会科見学で、ノートにメモをとるスピードが班のメンバーに追いつけず、泣く。
- 小学校5年生になり、塾の国語の長文テキストに強い拒否感。
- 作文の苦手感が大きい。
確かに、漢字以外にも「書くこと」「読むこと」の苦手意識は以前からありました。
それでも学校の板書や宿題、家での勉強、「それなり」にはやってきていました。
手先も器用な方で、文字も比較的きれいに書けています。
それでも、漢字の取り組み中のイライラ、泣く。
これには困りました。悩みました。
我が家の取り組み【失敗談】
私自身も子供の頃、漢字は苦手でした。
漢字の苦手を克服しようと
- 何度も何度も、漢字を口に出して暗唱しました。
- 何度も何度も、ノートに漢字を書きました。
頭の悪い自分は、人の何倍もやるしかないと思っていました。
いわゆる根性論、ですね。
子供の漢字の苦手意識をなんとかしてあげたい、その一心で子供にこうアドバイスしました。↓
そして時間がかかっても、漢字の宿題を促す声かけもしました。
↓
↓
↓
その結果、子供は漢字を見るのも書くのも嫌になってしまいました。
我が家と同じような苦手な漢字の悪循環ループ、経験されているご家庭も多いのではないでしょうか。
今思うと、子供にかわいそうなことしました。
苦手の相談相談先
苦手な漢字の悪循環ループ、なんとか脱したい。
そこで私が取った対策は、「周囲に相談」。
育児はわからないことの連続。本もネットも、もちろん「がっつり」調べます。
それでも、調べても調べても解決しないことが、育児では本当にたくさん出てきます。
そんな経験から、悩んでいる時は自分だけで抱えず、すぐに周囲に相談するようにしています。
我が家が苦手を相談した先は
- 苦手なことが多い子供をもつママ友
- 身内兄弟
- 学校の担任
- 塾の先生
- 専門医療機関
- ペアレントトレーニングの臨床心理の先生
- 学習支援専門の放課後デイサービス
相談先を箇条書きにすると、まぁ、いろんな方にお世話になっていますねー。
このような形で、今は周囲に助けられながら、現在進行形で書くこと、読むことの苦手に取り組んでいます。
苦手な漢字と思考錯誤する中でわかったことが「1つ」、あります。
それは、「苦手」には「理由」があることです。
「漢字が苦手」、理由があります
現段階でわかっている苦手の理由の要因の1つは、
文字を認識理解しづらい、「脳機能の特性」がある
ということです。
脳の機能は、人それぞれ異なります。
苦手分野も得意分野も、人それぞれ異なります。
「文字」を認識理解する過程の脳機能の回路に、わが子の場合は「苦手」がある可能性があるということです。
本人の努力不足では決してなかったんです。
「苦手」には「理由」があります!
まとめ
子供が漢字の宿題を嫌がって困っている。
この記事では、漢字の苦手「発覚」から、苦手の理由がわかるまでの我が家の「過程」を紹介しました。
漢字が苦手な理由は、脳機能の特性が一因であることがわかりました。
子供は、漢字に「取り組まない」のではなく、理由があって「取り組みにくい」のです。
早めに理由がわかったことで、漢字に取り組まない子供を責めて、自己肯定感を低下させることにならずに済んで良かったと心から思います。
漢字が苦手な理由がわかれば、あとは苦手を克服する「対策」です。
【最後まで読んでいただき、ありがとうございました(‘◇’)ゞ】
