こんな人のための記事です。
現在小6の長男は、小4から自宅英語を始め、小5で英検5級、4級合格。
今は、来月予定の「英検3級」対策中です。
英検5級、4級ではさまざまな英検教材を試してきました。
英検3級対策では、なんとか親の負担を軽減したいと思い、タブレットでできる教材をいくつか調べました。
金額や取り組みやすさを検討して、タブレットで取り組める教材の1つ「パルキッズ」の「英検3級オンラインレッスン」を受講してみることにしました。
以下に「パルキッズ」の「英検3級オンラインレッスン」について、小学校6年生の子供の取り組みをまとめます。
Contents
英検3級の特徴
試験内容
英検3級は、一般的に中学卒業程度の試験内容。日本英語検定協会「3級の試験内容・過去問」
筆記の一次試験にくわえ、二次試験の面接がある。
試験時間
一次試験 筆記(50分)/リスニング(約25分)
二次試験 英語での面接(約5分)
合格ライン
合格基準スコア
- 一次試験CSEスコア1650満点中、1103
- 二次試験CSEスコア550満点中、353
一次試験のCSEスコア内訳:計1650満点 (550満点×3項目)
- リーディング 550満点
- ライティング 550満点
- リスニング 550満点
一次試験「ライティング」CSEスコア内訳:計550満点 計4点満点/1観点×4観点
- 内容 4点満点
- 構成 4点満点
- 語彙 4点満点
- 文法 4点満点
CSEスコアは算出が複雑ですが、合格にはおおむね6割半以上の正答率が必要なイメージ。
日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」
英検「3級」の大きな特徴
英検5級、4級は、リスニング、リーディングの選択問題のみです。
合格ラインも6割前後。
小学生でも英検5級、4級のハードルはそれほど大きくありません。
ところが。
英検3級になると、下記2つが試験問題に新たに加わります
- 「ライティング(英作文)」:25~35語程度の英作文
- 「面接」質問5つ
3級の「ライティング(英作文)」に最低限必要になるのは
- 簡単な英単語(中1レベル)が書ける
- 簡単な英文法(中1レベル)がわかる
- (CBT受験の場合)35語程度の英語をパソコン入力できる
英検5級、4級対策では「英単語を書く」練習機会は、ほとんどありませんでした。
さらに。
英作文のための「英文法」は、小学生の子供に教えるのは正直難しかった為、これもこれまでの学習ではスルーしてきました。
さてどうするか。
そう考えてたどりついた教材が
「パルキッズ英検3級オンラインレッスン」
です。
パルキッズの詳細は、後述します。
英検CBT
3級から「英検CBT」受講可。
会場でパソコン受験(Computer Based Testing)。
二次の試験も同時にでき試験は1日で終了。
3級の受験時間は目安2時間10分。
英検CBTが受験できる地区にお住いの場合、通常の英検3回/年にくわえ、3級からは1年に計6回受験できることに。
我が家は2020年3月の英検3級CBTを受験する予定です。英検CBT受験料は5800円でした。
通常の3級本会場受験4900円、準会場3900円と比べると、やや割高ですね。
パルキッズとは
株式会社 児童英語研究所が、幼児の時期から自宅で学習できる英語教材の制作販売。
文字をまだ勉強していない小さい子供でも英語を学習できるよう、「見る」「聴く」がとても工夫されている教材です。
教材は主に3つ
- パルキッズ教材(メイン教材)
- 読解力育成教材
- 英検対策教材
英検対策教材は6種(5級~準1級)あります。
下記に我が家が利用している、「英検3級オンラインレッスン」の教材について紹介します。
パルキッズ「英検3級オンラインレッスン」
金額
税込16500円
レッスン期限
6ヵ月
受講方法
スマホ、タブレット、パソコンでオンライン受講。
付属プリントは自身でダウンロード。
費用に関しては
電卓を横に、母の果てしない皮算用(*´Д`)
教材内容
主に2つ
- オンラインレッスン:10-20分/回、全60回
- プリント
- マークシート60枚
- ライティング対策60枚
- オンライン解説60枚
【オンラインレッスン】
オンラインと言っても、英会話のレッスンのように対面式ではありません。
Wi-Fiでタブレットorスマホを利用して、問題を解いていく形式です。
1回のオンラインレッスン取り組みにかかる時間は、わが子は最短で約15分程。
解答に迷ったり、単語の意味をプリントで確認しながらだと20分程かかるかな。

出典:パルキッズ
1回のレッスンで、単語は10個/回、短文10個/回分をフラッシュカードやクイズで覚えます。
オンラインレッスンの流れは以下の通り。

出典:パルキッズ
ダウンロード【プリント】も無料で付属しています!
- 実力プリント60枚:マークシート方式、16問/枚×60枚=計960問
- ライティング対策プリント60枚:問題30問×解答2通り=計60問
- オンラインレッスンの解説プリント60枚:単語10個/回、短文10個/回
パルキッズ英検3級オンラインレッスン【感想】メリット5つ
メリット① 「絵」と「音声」で英単語600語が暗記できる


出典:パルキッズ
15分のタブレット学習のうち、はじめの3分くらいは英単語の暗記レッスンです。
フラッシュカード様の形式で、「絵」「音声」「英単語」が順に表示されます。
一通り表示されたら、次はクイズ問題。
パルキッズ英検3級オンライン対策の英単語でいいなと思ったのは、クイズ問題が「二択」!!!という点です。
英単語の「絵カード」2枚が表示され、音声と同じ「絵カード」をクリックするだけ!
なんて簡単。
しかも!です
多くのタブレットは、✖は「ブッブーーーー」という派手な効果音がでます。
パルキッズは、✖を選択してもサイレント。
間違いを嫌がるキッズの心がしっかり組み取られた作り。
なんてすばらしい!!!!
これまで様々なアプリや問題集、オンラインレッスンを試しました。
パルキッズは、幼児、小学生も対象に作られていることもあり、問題の提示と回答がシンプルで簡単!!!
「絵」と「音声」がメインのパルキッズの英単語暗記方式は、文字を書くことが苦手な小6子供が、楽しく取り組めました。
メリット② リーディング対策: 600例文
1回のレッスンで例文10題、全60レッスンで計600例文、240熟語が覚えられる構成になっています。

↑フラッシュカードで10単語練習したあとは、その単語を使った10例文を文字+音声で流れます

出典:パルキッズ
↑10例題を聞いたあとは、クイズ。
- リーディングのみでできる場合は、二択選択。
- 音声ヒントが必要なら音声マークを押せば、正解の単語を入れた例文音声が流れます。
音声を聞いて二択でクリックするだけ!
なんて簡単!!!!
小学生でもこれなら一人で簡単に出来ます!!!!
ところで。
英検3級になると、現在完了、受動態、現在分詞、過去分詞、関係代名詞などの英文法が出題されます。
小学生の子供に英文法を教えるは、我が家では正直難しかったです。
パルキッズでは、英文法の理解がなくても取り組めるよう配慮してあるようです。
すばらしい!
メリット③ リーディング対策:240熟語

出典:パルキッズ
熟語問題が1レッスンで40熟語、全60レッスンで240熟語。
という計算ですが、レッスンの中にそんなにたくさん熟語問題あったかな?
熟語単独レッスンは5問/回くらいだったと思いますが、例文や会話文のなかに熟語を組み込んで作ってあるのでしょうね。
文法は理解できてなくても、英検は熟語を「知っている」だけで解ける問題が多い印象です。
熟語対策は大切!
メリット④ リスニング対策:180問
30問/回、全60レッスンで180問のリスニング対策ができます。
会話文等のリスニング音源が流れ、二択で解答します。

出典:パルキッズ
リーディング、ライティングは書く&文法の学習機会が少ない小学生には少しハードルが高いですよね。
小学生の英検受験は、「リスニング」で点数をとっているお子さんが多いのではないでしょうか。
30問/回、全60レッスンで180問のリスニング対策を自宅でしようと思うと、親の時間負担は「そこそこ」です。
15分/回のレッスンを60日分すれば、子供だけで180問分のリスニングを勉強できてしまっているのです。
これはありがたいです。
メリット⑤ ライティング対策:プリント60枚
ライティング対策プリント60枚:問題30問×解答2通り=計60問

出典:パルキッズ
英検公式ホームページの過去問3回分利用すれば、無料で英検対策ができます。
ただし英検3級のライティング問題は、1回の試験で1問のみの出題です。そのため、解答例が3パターンのみしか学習できません。
市販の英検対策用の問題集も、多くて10題くらいでしょうか。
パルキッズのプリントを利用すると
- 30題、60通りの解答パターンが学習できます!
- しかも、すべて「型」にはめて答える形式
- 問題を解く際の、ヒントの「キーワード」がついている
英作文をゼロから解こうとすると時間だけが過ぎてしまうことが多いのではないでしょうか。
「キーワード」のヒントがある、なし、では問題取り組みへのハードルがぐっと下がります。
また定型文に入れればいいので、楽!
親がサポートして正しい文法で子供に英作文をきちんと教えられるでしょうか。子供の伝えたい文章を親子で解こうとすると、試行錯誤しながらやっぱり時間はかかります。
なにより英文法の知識が乏しい小学生が、英作文の学習するのはハードルは本当に高いです。
それなら、パルキッズで用意された例文60題をひとまずすべて目を通す。そして覚えられそうな解答例は、口に出して覚えてしまう。
これでどうでしょう。
ちなみに
面接では5問中、2問は自身のことについて質問されます。
パルキッズのライティング60題、目を通しておけば、面接で質問されるような内容の対策も同時にできるのでは、という印象です。
面接対策
パルキッズの唯一【残念な点】を挙げるとすれば、面接対策が十分ではない点です。
3級の2次試験「面接」は計5題。
- 絵カード問題3題
- 自分への質問2題
自分への質問2題分は、ライティングのプリント対策で少しカバーできるのではないでしょうか。
「絵カード」問題については、これはもうしょうがない。
市販の教材を使いました。
(2021/01/25 07:36:30時点 楽天市場調べ-詳細)
もう2点、パルキッズの残念な点を挙げるとしたら
- 金額がそこそこ。
- 取り組み期限が6ヵ月と限定されている。
かな。
まとめ
小学生の英検対策、みなさんどうされているでしょうか。
我が家は現在、小6。英検5級、4級は合格し、来月に英検3級をCBT形式で受験予定です。
英語学習経験の少ない小学生に、自宅で「英検対策」。
親の手間は、正直かかります。
小学生の子供にも取り組みやすい教材を比較検討していたところ、「パルキッズ」の「英検3級オンラインレッスン」を試してみることにしました。
メリットは5つ
- 絵と音声で英単語600語が暗記できる
- 600例文ものリーディング対策ができる
- 240熟語のリーディング対策ができる
- 180問のリスニング対策ができる
- 60問ものライティング対策ができる
「絵」「音声」メインで取り組め、1回のレッスン時間は15分。それを60レッスンすれば、上記の大量の問題演習が終わっています。
この膨大な練習量を、今回の英検3級対策ではパルキッズのおかげで、親の助けなしでタブレットorスマホ1台で子供だけで取り組んでくれました!
6ヵ月限定のレッスンですが、我が家は60レッスンを約2ヵ月半でワンクール終了できました。
寝る前の15分の英検対策のみで、これだけの量が学習できているので教材の費用分は納得いく金額になっているかな、といった所。
60レッスン後に、実際の過去問を解いてみたところ、リスニングとリーディングはそこそこできている印象です。
パルキッズ「英検3級オンラインレッスン」金額は税込16500円。期間は6ヵ月限定です。
あとは英検3級の難所「ライティング」と「面接」対策です。
来月の英検3級CBTにむけ、復習レッスンとして2クール目に取り組みつつ、やっていこうと思います。
↓パルキッズの英検オンラインレッスンが、無料登録等の手間なしで、実際に体験できます。ぜひ一度試してみてください。
【最後まで読んでいただき、ありがとうございました(‘◇’)ゞ】
